コンビニエンスストア事情リンク集

コンビニエンスストアが普及し始めた頃は、周辺に長時間営業を行う小売店が少ないためにかなりの利益を上げていたが、90年代以降はコンビニエンスストア店舗が乱立激戦となり、加えてスーパーマーケットの営業時間の延長もあって競争が激化し、利益が伸びず短期間で閉店へと追い込まれる店舗は珍しいものではない。競合店舗の要因以外にも、古くからある酒屋や雑貨屋などが転換した店舗を例外とすれば大半が典型的なロードサイド店舗で、地元地域やコミュニティとの地縁が強い店舗は少数派であり、店舗周辺の道路事情や自動車の流れの変化の影響をまともに受けてしまう傾向がある。これによって売り上げが急減してしまい、閉店を余儀なくされるケースも少なくない。

特にフランチャイズのロイヤリティー料にはチェーン毎に大きな差があるが、このロイヤリティー料の負担が重圧となってアルバイト人員が雇えないため、人手が絶対的に不足して店舗内の雰囲気が荒び、更に客足が遠退いて、余計に店舗収益が挙がらないという縮小傾向が加速するケースも散見される。また、繁華街や大きな街道沿いを除けば深夜帯の極端な不採算に悩む店舗も多い。これら要素の結果として閉店に至る他にも、チェーン企業を乗り換える、さらにはコンビニに準ずる形態ながらもヤマザキショップなどへ転換するケースも見られ、コンビニ本部や同地域内の系列チェーン店側にとっては集中出店方式の恩恵を失ってしまう事もある。

逆に、アルバイト人員を雇う経営的余力はあったとしても、肝心のアルバイト希望者が確保できずに苦しむ店舗もさして珍しいものではない。これの理由は様々であるが、往々にして、円満ではない退職を余儀なくされた従業員が地元地域に複数いる場合、これらやその周囲の人々が発信源となった店舗の悪評が原因となる事も見られる。この理由は個々のものでともかくとしても、結果として必要数の人員の確保が満足にできなくなった事で、新聞折込の求人広告や求人情報誌の常連になってしまっている店舗や、それなりに来客があるにも関わらず深夜帯が1人勤務になっている店舗、店頭に従業員募集の貼り紙が常時出されたままになっている店舗も多い。この他、上述した様に従業員の大半が非正規雇用の形態である事から、店員の入れ替わりが大変に激しく、スキルを身に付けた店員を必要数確保できず悩む店舗も多い。